手足体に赤い斑点。それって梅毒のサイン?
「この赤い斑点なんだろう?」
ある日、腕に妙な赤い斑点がポツポツと複数あることに気づきました。
特に痒みもなく、膨らみもない赤い発疹。よく見たら、足のすねにも同様の斑点がありました。
若干不安に思いながらも放置していると、日ごとに発疹の数は増え、数日後には、腹部や胸部、手の甲にも広がっていきました。
「え…なんかヤバそう」
慌てて近所の皮膚科を受診したのですが、そこでは
「詳しく検査しないとまだわからないけど、とりあえず薬出しておくよ」
といわれました。
ただ、診療の際に医師に言われた言葉が引っ掛かっていました。
「最近性感染症が増えてるんだよね。念のためだけど、なにか覚えある?」
その時は思わず咄嗟に「いいえ」と応えてしまいました。
でも、実は覚えが大アリでした。
あまり大きな声では言えませんが、月に1回程度の頻度で風俗に通っていました。
風俗で梅毒に感染?
皮膚科の医師の言葉が気になって、インターネットでさまざまな性感染症について調べていくと、自分の症状が梅毒に酷似していることに気づきました。
梅毒の初期症状
感染後、数日~数週間後に発症する主な症状
- 数日から数週間で、感染が起きた箇所に(陰部や唇付近など)に小さなしこりができる。
小さいため気づかないことも多い。
しこりは自然に消える。 - 感染から約3か月後に淡く赤い発疹が多数現れる。
部位は、人それぞれで、手足胴体を含めた全身に出現する。 - 赤い発疹は、手のひらや足の裏にできるがことが多く、バラの花のような形状に広がることからバラ疹と呼ばれる。
数週間で自然に消えることが多い。
自分が梅毒に感染しているに違いない、という疑いを強くもちました。
梅毒は近年急増。感染確率は高め
梅毒患者数はここ10年で約10倍
近年、梅毒患者が急増していることを知りました。
2011年以降、梅毒患者は増加傾向にあり、さらにここ数年で激増し10年で約10倍近く増えています。
| 西暦 | 梅毒患者数 |
|---|---|
| 2010年 | 621 |
| 2012年 | 875 |
| 2014年 | 1661 |
| 2016年 | 4518 |
| 2018年 | 6923 |
これは実際に検査を受けて感染が判明した人だけの数なので、実際はその数倍いると言われています。
梅毒の感染確率は約30%
梅毒の感染経路はほぼ100%性的接触によるものです。
梅毒感染者との性行為によって感染する確率は30%と言われています。
HIVの感染確率が0.1~1%程度なので、それと比べるとかなりの高確率で感染することがわかります。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が粘膜に感染することで引き起こされます。
梅毒トレポネーマは、感染者の膣分泌液、精液、血液などに含まれ、皮膚や粘膜に接触することで感染します。
膣性交はもちろんのこと、フェラチオ等の行為でも感染します。
また、HIVと違ってキスでも感染します。
梅毒に感染していると、HVIやクラミジアなど、他の性病にも同時感染している可能性が高まります。
すぐに性病検査を受けるべき。わかっているのに躊躇する理由
早く検査を受けなきゃ、と思ったものの、実際はなかなか検査を受けにいきませんでした。
ようやく検査を受けたのは、1か月も先のことでした。
先延ばしにした理由は、複数ありました。
- 病院にいくのが面倒くさい。
- なかなか休みがとれない。
- 梅毒であると知るのが怖い。
- 病院にいくのが恥ずかしい
中でも、病院にいくのが恥ずかしいというのが一番大きかった気がします。
僕の場合は風俗通いといういかがわしい行為の結果なので、なおさら後ろめたい気持ちがありました。
普通の風邪ならもっと早く病院にかかっていたと思います。
実際のところ、皮膚科にはすぐに行きましたから。
そんな理由でグズグズと検査にいくのを1か月放置したわけですが、その1か月はけっこう憂鬱な時間でした。
仕事中も、家でテレビや動画をみているときも、頭の片隅に「梅毒だったらどうしよう」という思いがチラチラとよぎるのです。
何か楽しいことがあっても、すぐに「梅毒かもしれない」という現実を思い出してうんざりした気分に引き戻されました。
こんな思いするくらいなら、さっさと検査を受ければいいですよね(笑)
今なら、はっきりそう断言できます。
現在は、梅毒検査を含め様々な性病検査は、病院だけでなく、自宅にいながら誰にも知られずに受けることができます。
もし、いま検査を受けようかどうか迷ってる方がいたら、早めに検査をすることをおすすめします。
検査の結果、梅毒でした
梅毒検査の結果、自分は懸念したとおり、梅毒に感染していました。
幸いにも発見が早期だったため、抗生物質(抗菌薬)の投薬治療で完治しました。
検査せず放置していたら、梅毒はそのまま進行し、取返しのつかない事態になっていたかもしれません。
梅毒は発見が遅れれば遅れるほど、治癒が難航する病気です。
ですが早めに治療を開始すれば完治が可能です。
性行為があり、しこりや発疹など体の異常に気付いたら、躊躇せず梅毒検査(性病検査)を受けることをおすすめします。
現在はいろんな検査方法がありますので、自分に合った検査方法を見つけてください。
性病検査のことを、現在ではSTD検査とも言います。
STDは「Sexually Transmitted Diseases」の略で性感染症(性病)を意味します。
梅毒は、HIVやクラミジアなどにも同時に感染しているケースが多いため、まとめて検査すると安心です。
一度の採血や採尿で、複数の性病の検査が行えます。
梅毒は簡単検査で判明。代表的な3つの検査方法
①梅毒検査は保健所でも可能
自治体によりますが、保健所で梅毒検査を行っているところがあります。
梅毒だけではなく、HIVも含めた様々なSTD検査を行っている保健所もあります。
検査料は原則無料です。
安く済ませたい方には一番おすすめの方法です。
ただし、保健所の検査は毎日行っているわけではありません。
月に1度、数か月に1度など、検査実施日は限定されていますので、確認が必要です。
また、匿名での検査が可能な場合もありますが、あくまでお住まいの地域の保健所に行く必要があります。
名前は隠せても顔を隠しての検査はできませんので、近所の人や地域の人の目が気になる点はデメリットかもしれません。
保健所で梅毒検査する場合
メリット
- 検査費用が無料
デメリット
- 検査の結果が出るまでに数週間待たされる
- 即日結果がでる場合も数時間待たされる
- 検査可能な性病の種類が少ない
- 検査日が少ない
- 近所や地域の人の目が気になる
②梅毒検査は医療機関で可能
梅毒を含むSTD検査は病院や診療所で受けることができます。
- 性病科
- 泌尿器科
- 婦人科
などで受診できます。
性病科はその名の通りSTD専門なので、性病の疑いが強い場合は性病科を受診するのがおすすめです。
万が一感染していた場合、その後の治療もスムーズに行われます。
泌尿器科は主に男性の生殖器関係、婦人科は女性特有の病気を専門としています。
いずれでも性病検査は可能ですが、性病専門ではありませんので、性病以外の原因も考えられる場合はこれらの科を受診したほうがよさそうです。
いずれの場合も有料での検査となります。
特に注意したいのは、性病検査の場合、自由診療(保険外診療)となるケースが多くなるということです。
保険診療… 健康保険が適用されるので費用の自己負担は3割となります。
自由診療… 健康保険が適用されませんので費用は全額自己負担となります。
保険診療になるか自由診療になるかは医師の判断によります。
基本的に、ただ単に「検査してほしい」と申し出る場合は保険は適用されません。
医師が症状を診察したうえで医師が「検査すべき」と判断すれば保険が適用されます。
ただし、そもそも性病検査については自由診療しか行っていない病院や、保険が適用されない検査方法もあるため、あらかじめ電話やホームページ等で確認してください。
また、保険診療となる場合でもデメリットがあります。
保険証を提示するので、匿名での検査は、当然のことながら受けられません。
また会社や自宅に年に一度「医療費のお知らせ」が送られるため、STD検査を受けていたことが家族や会社の人に知られてしまう可能性があります。
そのため、最初から「自由診療(保険適用外)」をうたっている診療所を受診する選択肢もあります。
検査費用は全額自己負担のため高額になりますが、プライバシー保護を重視する場合は検討してみてください。
検査費用の目安ですが、検査内容や項目数にもよってかわってきます。
おおむね下記のような料金がかかります。(診察料込)
- 梅毒のみ 約10,000円
- 5検査セット 約27,000~35,000円以上
- 7検査セット 約38,000~48,000円以上
- 診断書別途 5,000円
病院・診療所で梅毒検査する場合
メリット
- 感染していた場合、そのままスムーズに治療に移行できる
- 匿名でできる(自由診療)
- 即日検査結果がわかる(自由診療)
デメリット
- 自由診療か保険適用かの判断は医師の判断による
- 自由診療の場合、検査費用が高額になる
- 保険診療の場合、プライバシー保護の面で不安が残る
③梅毒検査は郵送で可能
一番お手軽な方法は、郵送でSTD検査をする方法です。
郵送で取り寄せた検査セットを使い、自分自身で採尿・採血をして、検査機関に送って検査してもらう方法です。
自宅で完結するので、他人に知られずに検査を行うことができます。
送られてくる検査セットは郵便局留めで受け取ることができるので一緒に住んでいる家族や同居人に知られることを回避できます。
検査結果は、数日後に判明し、インターネットにアクセスして知ることができます。
郵送で梅毒検査する場合
メリット
- 他人に知られずに家で検査できる
- 近所に診療所や保健所がなくてもできる
- 検査にいく手間や、検査結果を聞きに行く手間が省ける
- 匿名で検査できる
デメリット
- 検査費用がかかる
- 尿や血液を自分自身で採取して送らなければならない
郵送での検査は費用がかかりますが、梅毒のみの検査なら約3,000円程度です。
ただし、プライバシー重視でお手軽な半面、採血を自分自身で行う必要があります。
といっても決して難しいものではありません。
検査セットの中に採血するためのキットが含まれていますので、誰でも簡単に採血することができます。
採血する量もほんのわずかですので、特に心配は不要です。
郵送での梅毒検査が1番オススメ
実際に僕が行ったのは、郵送によるSTD検査です。
自宅でのSTD検査は、人に知られることなく、こっそり検査ができるのが選んだ理由でした。
検査費用も、診療所でのSTD検査と比較して、大幅に安く半分以下の費用で済みました。
おすすめの性病検査STDチェッカー
STDチェッカー 自宅でできる性病検査
完全匿名 結果は最短翌日 精度NO.1 充実のサポート
STDチェッカーは、HIVや梅毒、クラミジアなどの性病検査が自宅で気軽に受けられる郵送検査キットです。
STDチェッカーを選んだ理由は、サポート体制がしっかりしていること、そして何より検査精度が最も高いことでした。
郵送での検査は便利ですが、精度が低ければ意味がありません。
STDチェッカーは厚労省の「郵送検査ブラインド調査」で、全ての郵送検査事業者の中で最も検査精度が高いことが証明されました。
心配な点や不安な点があれば、性感染症の専門員が相談や医療連携に対応してくれますし、万が一採血に失敗しても再検査は無料で行えます。
検査費用は、梅毒のみの検査なら3,300円で可能です。
ただ、梅毒に感染が疑われる場合は、HIVなど他の性病にも感染している可能性が高いため、この機会に複数の性病をまとめて検査するほうが安心です。
性病検査STDチェッカーでは梅毒だけでなく、HIV/エイズ、クラミジア、淋病など、様々な性病を調べることができます。
僕は標準的な検査内容が含まれる7項目セットで検査をしました。
他にも最低限チェックしておきたい性病をまとめた5項目セットや、あらゆる性病を網羅した10項目/12項目セットもあります。
性病検査STDチェッカー
※男性用と女性に分かれています。
10-12項目
検査キット
HIV/梅毒/B型肝炎/C型肝炎/淋病/淋病(喉)/クラミジア/クラミジア(喉)/【男のみ】マイコプラズマ/ウレアプラズマ/【女のみ】トリコモナス/カンジタ/一般細菌/ヒトパピローマウイルス
タイプU/男性用(10項目)タイプT/女性用(12項目)
どの検査を受けていいかわからない…という方は、下記の「あなたにぴったりのSTDチェッカーは?」を利用してみてください。あなたにもっとも適した検査項目がわかります。
迷っているならすぐに検査を
「もしかしたら梅毒かもしれない」
そう悩んでいるときは、いつも憂鬱でした。
検査を受けた結果、僕は実際に梅毒だったわけですが、梅毒と判明する前の「検査を受けようか迷っている時期」のほうが精神的に辛かったと思います。
なぜなら、梅毒だとわかったら、治療すればいいだけだからです。
悩むこともありませんし、不安になることもありません。
気持ち的にもどこかスッキリして日々を送ることができました。
検査を受ける前のほうが余計なことをクヨクヨ考えて精神的に不安定になっていました。
梅毒は発見が早ければ完治する病気です。
僕の場合、月に1~2回通院して、数か月後には完治しました。
発疹などの症状がでるうちは、まだま治療が可能です。
それを見逃すと、発疹などの症状自体は自然におさまっても体の中で病気は進行していきます。
梅毒はステージがあがると治療が困難になると言われています。
STD検査の結果がどちらであれ、検査が無駄だったということはありません。
経験者としてはっきり言えることは、悩む時間が一番よくない、ということです。
梅毒に感染の疑いがあるなら、ぜひSTD検査を受けてみることを強くおすすめします。

